中央小BLOG

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主役のいない舞台

掲載日:2020.03.07
できごと

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 子どもたちという主役がいなくなり、運動場がとっても広く感じます。

 子どもたちという主役がいなくなり、教室はどこも同じ "空間" になってしまいました。

 

 子どもたちが居たときの教室には、それぞれ違った雰囲気があり、それぞれ違った喧騒があり、それぞれに違った"素敵"がありました。

    "素敵"に早く出逢いたい

 

 子どもたちは今、家庭でどう過ごしているのかなあと想いをはせています。

 

 突然の休校騒動から1週間が経ちました。

 主役が居なくなった分、わき役の職員が頑張らなければなりません。

 職員は現在、フル稼働です!!

 一番気にかけていて、一番時間を費やしているのは、「今回の騒動で普段とは違う環境に身を置いている子どもたちのケア」と、「これまでに経験をしたことのない3月を過ごしてきた子どもたちと、4月をどう迎えるのが良いのか」です。

 先週の木曜日には、4月の迎え方を14時から議論し始めましたが、ふと気が付いてみると19時を過ぎ、「働き方改革」に逆行してはいますが、誰一人として「もう、終わろう。」と言い出す職員はおらず、延々と知恵を出し合いました。

 今こそが、私たち教員のエネルギーの出しどころだと職員が皆感じているからです。

 

 子どもたちが安心をして4月を迎え、順調に新学期をスタートすることができるために、今できること、すべきことは何か。

 子どもたちが安心をして4月を迎え、順調に新学期をスタートすることができるために、4月の滑り出しと学校の動きをどうするのが良いか。

 保護者の皆さんが安心をして4月を迎え、笑顔で子どもたちを見送ることができる新学期とするために、今できること、すべきことは何か。4月の滑り出しと学校の動きをどうするのが良いか。

 職員全員で知恵を出し合っています。

 

 保護者の皆さまには、かつてない未曽有の事態に、大変な不安とご負担をおかけしているところです。

 卒業式についての案内にも書かせていただきましたが、このような状況の中でも、学校からの連絡を静観して待ち、冷静に対処いただいている皆さまには感謝の気持ちしかありません。

 

 来週から「家庭訪問」が始まりますし、保護者の方々とお話をさせて頂ける期間もあります。

 いろいろなご意見をお聞かせください。

 これまで経験をしたことのない未曽有の事態です。

 ご家庭と学校と地域がしっかりと手を組んで、大切な子どもたちを支えていきたいと思います。

 

 みんなで乗り越えましょう。