堀津小BLOG

　志授業として，本校ALTのラールさんに６年生にお話をしていただきました。

　ラールさんは，日本とスリランカをつなぐボランティア活動を長く続けてみえます。

　これまでに，車椅子１４０００台，救急車や消防車，衣類や文房具などをスリランカに送られるました。今日の志授業では，このようなボランティアを始めようと思われたわけやそのために大切にしていることについてお聞きしました。

　最初に，スリランカの様子（国旗・動植物・文化）や日本とのつながりについて教えていただきました。

　そして，スリランカの内戦で爆弾事件やテロで車椅子が必要になった人たちのために，日本から車椅子を送るボランティアを始められました。同級生が６５人も爆弾によって亡くなられているそうです。そんな中で，自分にできることは何かと考え，ボランティアを始められたそうです。

　その中で大切にしてみえたことは，人とのつながりだそうです。人への思いやりの心を大切にし，人との人間関係をよくし，ネットワークを広げることが最も大切であると話されました。そのことが，自分のやろうとしていることを成功に導くということを話されました。

　６年生の子ども達は，話を真剣に聞いて「今，自分たちにできることは何か？」について考え始めていました。