福寿小BLOG

　田舎育ちなので、季節の匂いや自然の匂いに敏感です。

　雨が降る前の匂いや、芝刈りのときの独特な匂い。

　早朝、少し湿気を含んだ山に入っていくときの、あの匂い。

（私は勝手に、「カブトムシの匂い」と名付けています）

　雪がしんしんと降る夜の匂いや、アサガオが咲くときの匂い。

　今朝は、トマトの青い匂いと子ども達の歓声に誘われて外に出て行くと、其処此処に赤い実が生っていました。

　５月10日のBLOGで紹介させて頂いた、あのトマトです。

　あれから2ヶ月。土からの栄養と太陽のエネルギーに併せて、子ども達からの「美味しいトマトに育ってね」という寄り添いのおかげで、栄養と幸せをとっぷりと湛えた素敵な赤い実に育ちました。

　当の子ども達も同じです。

　教科書からの学びや先生からの支援に併せて、日々の子ども達同士の学び合いのおかげで、人としての深みをとっぷりと湛えた素敵な２年生に育っています。

　夏休みまで残り３週間。どこまで大きく育つかな。