桑原学園BLOG

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防災減災の日 ~日頃からの備え~

掲載日:2023.03.22
できごと

 桑原学園では,毎月28日を「防災・減災の日」として,様々な災害について正しく理解したり自分に何ができるのかを考えたりしています。岐阜県では,明治24年10月28日に起きた濃尾地震の経験を風化させないという観点から,毎年10月28日を「岐阜県地震防災の日」と定めていることにあやかり毎月28日を定めました。

 今回は,桑原学園の教諭自身が経験した昭和54年9月12日に岐阜県で発生した大規模水害を取り上げました。床上浸水の被害があったために,自宅前の3階建てのアパートの部屋が空いていたことから,そこへ避難したこと。避難していた期間は,どんな生活だったのか,食事は?トイレは?お風呂は?など,慣れない生活の様子や,そんな中でも食料の備蓄があったために助かったことなどを話されました。

 自然災害は,人の手で起こらないようにすることはできません。ただ,災害発生後の生活を考えて日頃から備えることは自分たちでもでき,ひいてはそれが,災いを減じることにも繋がります。

 リュックサックに,災害時にあると便利なものを少しずつ入れてみる,賞味期限の近いものから食べて,その分を,また買い足すローリングストックなど,子どもたちと一緒に家庭でもチャレンジしてみて下さい。

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