中央小BLOG
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快晴の木曜日
- 掲載日:2019.05.30
- できごと
快晴の青空です。
一筋の飛行機雲を一直線に描きながら、ジェット機がグランドの上を横切っていきます。
その先に目をやると、薄く切り取られた白い三日月が青空の真ん中にポッカリと浮かんでいました。
目に障がいをもっている私としては、強い光線は禁物なのですが、澄み渡った青空はやはり気持ちが良く、目を細めて上空を眺めていました。
向こうの校舎からは、5年生の声が聞こえています。
ついさっきまでは、グランドで6年生がハードルを飛び越えていました。
体育館では同じく6年生がバスケットボールをしています。
学校には、毎日爽やかで美しいエネルギーが充ち満ちていて、子どもたちは無意識にそれを共有しています。
もちろん、一見 "負" に見えるエネルギーもたくさんあるので、子ども同士の中で、悲しい思いをすることもあれば、嫌な思いになることもあります。
でも、だからこその "学校" だと思うのです。
子どもたちは、日々、授業で学問を学び、仲間とのコミュニケーションにより、社会性を学びます。
私たち中央小学校職員は、その "学び" を全力で支援します。
爽やかで美しいエネルギーは、余すところなく拡げます。
負に見えるエネルギーは、蓋をしたりジャッジしたりするのではなく、お互いがそれぞれの思いを理解し合えるように支援をします。
ロバート・フルガムのあまりにも有名な著書『人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ』ではありませんが、「なんでも皆で共有し、ずるをせず、人を叩かず、使ったものは片付け、人のものは使わないこと、誰かを傷つけたら謝ること」を、子どもは子ども同士のやりとりの中で必然として身に付けていくのです。
そして、幼少期に身に付けたそれは、実は社会に出て働くのに一番大切で基本的なことであるのです。
中央小学校は、この "学び" を大切にします。